低学力生徒の成績を向上させるためには

いくつかの方法がありあますが、基本は「ゼロベース」をその子の出発点にしてあげる必要があります。

というのも、そのような生徒の多くは「学校の授業内容がまったく頭に入っていない」ことが多いからです。

「ここが分からない」「ここから進めない」という悩みではありません。

そもそも何をしているのか分からない、または授業内容そのものを憶えていないのです。

このような場合、すでに学校で複素数の単元を終えていたとしても「複素数とは・・・」という最初の最初から教え直さなくてはならないケースが多いのです。

つまり、少しは出来るのでその部分から教えるということではなく、「ゼロから教え直して理解させる」という覚悟が必要になります。

これが「ゼロベース」を出発点にしてあげるということです。

個別指導の塾では一人ひとりに対してこれを実践することが可能です。

多くの学習塾では以下のように考えがちになります。

「学力が低いとは言っても、学校で一度は習ったことだからひとまず分からないところだけ教えれば良いだろう」

しかし、たいていの場合この認識はすぐに裏切られることになります。

低学力の生徒はそのままだとなかなか前には進めません。

学習が完全にストップしてしまいます。問題の解答を見ても理解ができないのです。

ですので「ゼロベース理解」を実現できないと低学力生徒の成績を上げることはできません。

ウチではそれを実現するシステムを検討しています。

そして必ず実現させたいと思います。

ちなみに、この「ゼロべ-ス理解」という考え方は低学力の生徒だけではなく普通の成績以上の生徒にも有効です。

なぜなら、繰り返し学習には学力定着の効果があるからです。基礎学力が固まると応用への展開がスムーズになります。

岩出市の学生にこのゼロベース理解の授業(指導)を提供できるような塾にしたいと思います。


塾長ブログ「ゼロベース理解」より

学習の楽しさの根幹

学習の楽しさの根幹には大切な2つのポイントがあります。

それは、「1.わかる楽しさ」、「2.できた喜び」です。

この2つの「楽しさ」を生徒に感じさせることができる学習塾は、多くの塾生の成績を上げることができるでしょう。

しかし、これは簡単なことではありません。

実現するためには、指導側の立場として、「生徒の実態把握」と「明確な学習目標の設定」と行う必要があります。双方とも大切かつ重要な要素であります。どちらか片方が欠けるといけません。

まず、「生徒の実態把握」のためには、生徒をよく見て・生徒の話をよく聞き・生徒に委ねながら・生徒と一緒に考える、ということをやります。生徒に対してこちらから一方的に指導するのではなく自発的な学習意欲を引き出し、「生徒」自身に気付かせることを心がけます。

そして次に、生徒のモチベーション維持や達成感の醸成のため、節目節目のゴールを設定してあげるのが良いと考えます。それが目標設定であり、具体的なほど効果があるでしょう。時期も明確に定めます。ただし、これもこちら側から一方的に与える目標ではなく、生徒と相談しながら、生徒の意向に沿って、生徒が決めるように促します。ここが肝になります。

成績を上げるための学習塾としては、ただ授業をするだけではなく、そこまでしなくてはなりません。

個別指導であるなら、尚更です。

生徒が感じる学習の楽しさは一方的指導方式では長続きしないと私は考えています。

その反対に、「わかる楽しさ」と「できた喜び」を味わった生徒は自発的に勉強をどんどん進めていくことができるようになります。

そのような生徒を生み出すのが、学習塾として理想的な形ではないでしょうか。


塾長ブログ「学習の楽しさ」より

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